FC2ブログ
最初に言っときます。えぇー、お遊びなんで。
さらーっと読んでくださいね。

5月に書いた第1作はこちらになります。
妄想ドラマ劇場 「凱旋公演」


そして・・今日色々考えながら書いたのがこの下にあります。
長いっすよ!



妄想小説「こぼれ落ちる砂」

彼の全国ガンプラ展が終了した。
最初から分かってた事だけど、最後は本妻札幌さんの元で盛大に。
5月に感じていたジェラシーは消え去り、素直に暖かい目で見守る事が出来た。
よかったよ!頑張ったね、ありがとう。お疲れ様。
そして、愛してる!!
色んな事を思いながら、その最後の舞台を観てた。
沢山の愛人が違う空間から同じ時間を見守った。
素敵な終焉だったと思う。

あれから2週間が過ぎ去って、彼は変わらず忙しい。
札幌さんの側にいたり、いなかったり、慌しい日々が過ぎている。

この先も秋・冬・春と、ずっと彼は忙しい。
海外の方とプラモデル展を開いたり、ドラマに出たり、様々なメディアに登場予定だ。
愛人としては、こんなに嬉しい事はない。
彼と会える機会が沢山あるのだ。
今までは、全て札幌さん始まりで札幌さん終わりだったものが
東京だけ!でしか見れない、プラモデル展も開催されるという。

それなのに・・・どうして今、少し心に空洞が開いたような気持ちなのだろう。
彼との思い出や彼と過ごした時間、大事な物を一生懸命ギュっと握ってるのに、
握れば握るほど指の間から零れ落ちていく。
二度と取り戻せないものを少しずつ失っていく気がする。
彼を思い出そうと手のひらを開いた時には、
そこに何も残って無いのではないかって不安になる。

去年、札幌さんに『俺のガンプラ全国に見せに行く!』そう宣言した日から
彼は、少しずつ、札幌さんの側での仕事を減らし始めた。
その時、呑気な愛人の私は『仕方ないよー!そーしないと彼、忙しくて死んじゃうもん!』と
ケロリと言ってのけたのだ。
そしてその後も少しずつ、でも確実に減って行く仕事、最初は
『全国に行くのだから仕方ないね』って
思ってた札幌さんだけど、昨日また1つ、長い間やってきた仕事に終止符を打つ事に
決めた彼の事、どう思ってるんだろう?

その仕事が終わる事に関しては、愛人の間でもみんな動揺が隠し切れなかった。
でも、私はやっぱり仕方がない事だと思う。
彼の性格から言って、多忙になっても彼は手を抜いたりしない男だ、
ヨレヨレになってボロボロになっても全力で仕事をこなす男だと思う。
だから・・・・彼のフットワークを軽くする為に・・。

相変わらず手の中の砂は零れ続けてる。

彼には札幌さんとは別に、彼をプロデュ-スしてくれる敏腕な人が付いている。
女性らしい。そのやり方に時として私は嫌悪感さえ感じる事があるけれど
彼女の舵取りは素晴らしいと認めざるを得ないのも事実。
ある意味、確信犯的に悪役になっている気さえする今日この頃だ。

少し話しがずれた。
私は、彼の仕事の終わり方がいつも突然な気がする。5年近く続いた仕事を
はい!来週で終わります!そんなのってあるだろうか?
彼は前々から知ってた事かもしれないけど、ショックも冷めやらぬ内に
来週がやってきて、はい!さよならー!ありがとー!!
それは、あんまりだと思う。

でも、彼のフットワークを軽くする為には仕方ないんでしょ?
もう1人の私が、私に問う。

私はさっきから森の中を散歩していたのだけど、辺りはもう夕暮れだ、
進むべき道は夕日が照らしてくれてる。

私は、ずっと何かが零れ落ちてる気がして握ってた、手のひらを開いた。
何もなかったら?そんな不安がよぎる。
でも、確かめずにはいられない、今、私の手のひらには何が残っているのか?

ゆっくり手を開く。
私の手のひらには、小さい、でもキラキラ光る石が1つ。
そこからシャラシャラと音をたてて砂がわきあがり、開いた私の指の間からこぼれ落ちる。
私の足元にキラキラの砂が撒かれた。

私は今まで歩いてきた道を振り返った。
そこには、キラキラ光る砂で出来た道があった。1,2歩その道に戻った刹那
脳裏に鮮やかに蘇る彼との思い出と時間。

私は今、私なりの答えを見つけた気がする。

もっと早くに気付くべきだった、私は、彼が札幌さんを愛してるから、札幌さんの寂しさを
無視できない男だから、そんな彼のスタイルも好きだから、彼が好きなのだと思ってた。
違う、違う、ちがう。
他の愛人の方の気持ちはわからないけど、私は、私は『彼』だから好きだったんだ。
彼のスタイルが変わろうが、どうしようが構わない。彼が好きだから。
頭の悪い愛人だって思われてもいい。

彼には5つの人格があるのだけど、そのNo.1が言った言葉が私の気持ちをまとめた。
『僕は、チームナックスを守り続けます。』

どんな場所でどんな事をしていても、彼がまた、ガンプラ展を開いてくれるなら
私はかまわない。
私がこの石を手放さない限り、私の後ろには、
彼との思い出や、愛人連絡網(笑)から飛び込む
色んな情報や友情や感情がいっぱいのキラキラの道が出来続ける。
寂しくなったら、進むのをやめて、その道を戻ればいいんだもん。
いろんな想いが溢れてる道。

この石とこの道がキラキラしてるうちは、
寂しさや悔しさと共存しながら、
私の愛人生活はまだまだ続くのだと思います。
あなたの手のひらには、何がありますか?

*******************************************************
ちょっとあの~
ファンタジックな世界になったけど、今思う事を書きました。
自分自身で納得しきれてない表現もあるのですが、思うがままに。

読んで頂いた方、支離滅裂ですいません。
スポンサーサイト



2005-09-18 Sun 20:35:06 | CUE・NACS | Top↑