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6月18日 13時開演 吉祥寺シアター

拙者ムニエル 『華なき子

感想など。

例によって長い。
そもそも、『拙者ムニエル』なんて劇団は知らなかった。

月影十番勝負 約束』を観た時に、池田成志の息子役で
登場してた俳優・・・成志同様の怪しい雰囲気の持ち主で
尚且つ、ちょっとセクシーだな・・と思った。

GWに観た本谷有希子の『密室彼女』に出てた俳優。
これまたなんともイジワルでそれなのにちょっとMで
目つきがたまりません!!と思った。

その二人の俳優が同一人物だと気付いたのが5月の半ば(遅!)
彼の名は『加藤 啓

拙者ムニエルという劇団に所属の俳優だった。
私が観た『加藤啓』と言う男は、熱くちょっとウザイ役と
冷静クールな役という極端な役を演じつつも、ちょっとした狂気を
秘めた印象だった。

それなのに!!!
『加藤啓』はモッカモッカというコントユニットも組んでいるという。

この~木なんの木、気になる木~♪♪

と、気になりだした時に、6月に拙者ムニエルの公演があると知り
こないだの日曜日に、弾丸で観にいく運びとなったのでした。

観終わって、『加藤啓』にはまだまだ引き出しがある!!と思わずには
いられませんでした。そして、ムニエルの役者達の個性に激しく惹かれ・・。
また1つ好きな劇団増えました(笑)

入場方法がとてもユニークで面白かった。
『一斉入場です!』と言われ、なんと1階スタッフ通用口から入場!!
すると、役者さんが1人やってきて『今日は~学園祭へようこそー!!』
まずはこちらへどーぞー!って感じで狭い通路にいれられる。
そこは『足肌島』という地図が展示され、学生服の役者が既にスタンバイしている。

設定としては、『足肌島』に住んでる高校生が、自分達の足肌島の歴史を紹介する・・
というシチュエーションらしい。しかし通路は狭く、役者との距離1m!!
そして、足肌島の歴史を喋りだしたところへ、島の暴走族が乱入し
『お前達!足元に注意してこっちについてこーい!!』と次の空間へと
誘導される。そこには、その島の市長やら、島の有力者の息子やらいろんな人が
一気に登場する。

でもそこはあくまで舞台裏なのよ。舞台ではない。
どうやら、『学園一の美人を冒涜する芝居』をやるからお前らも見ろ!!
と、いうことらしい、コレを声高く叫んだのが、学生服に身を包んだ加藤啓だった。

脚立の上から叫ぶのだけど、素敵だった。私偶然にもその時は1番前に立ってたので
何度か目があってドキドキしました。でも私は目をそらさない女。じっと見てやりました。
(イメージとしてはディズニーランドとかでアトラクションに乗り込むまでの前室って感じ
ただあんなに広くないのよ・・だってスタッフ通用口なんだもん・笑)

そしてやっとの事で、客席に誘導してもらいました。

もちろんその1回で全ての客入れが完了する訳もなく、3回ほど繰り返してたのでは
ないかと思います(笑)

そして舞台が始まる。大筋は、綺麗だし人気もあるけど華のない女と、不幸な境遇で不運ながらも華のある女の17歳から41歳までの女のバトル!!

舞台転換や間をとるために、突然踊り出すのですが、なんとも不思議ワールドでした。
キライじゃないけど、必要性は全く感じない。
お話の展開は笑って楽しめました。えぇ、声を出して笑いましたよ。
1人なのに^^;
ただ、長かった・・・2時間半もあった。後半はグズグズ感が
増して、ちょっとイライラしたのも事実。
足踏みしてるようで話が進まないのよね・・もっと削ってテンポを
上げたらかなり面白い作品になるのになぁ。

そして、拙者ムニエルは、女優陣がすっごい魅力的!
ど派手な女優からキャラクター先行の女優までビシっと揃ってる。
バランスがいい!!

役者さんはみんな何役かを演じ分けてたのですが
衣装やキャラがそれぞれキッチリ決まってるので
一切の混乱はなかったです。お見事なり。

あ!コレを言わないと、途中グズグズ感がつのった話ですが
終わり方が『ニヤ』っとさせる終わり方だったので
全てがOK!!と思えちゃいました。かっこよかったんだー!

カーテンコールもあっさり目だったけど、主演の
澤田育子さんがハケル直前にポーンと一発客席に投げキッスで
それがとても自然で観終わって満足度がグングン増しました。

拙者ムニエル、好きになりました。
9月には別の劇団への客演で加藤さんが大阪に来るので
今から楽しみにしたいと思います!

長々とご容赦!(顕ちゃん風・笑)

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2006-06-20 Tue 17:09:38 | 演劇・映画 | TrackBack:0 | Comment:0 | Top↑

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